半島を出よ / 村上龍

半島を出よ (上)   半島を出よ (下)
半島を出よ (上) 半島を出よ (下)


いやぁしかしすげぇ作品だった。
すげぇ(;゚Д゚)

ひさびさに読むのが苦しかった

苦しかったっていってもなんだろ、
筋トレしてるときみたいな気持ち苦しい感じ。

なかなか現実離れしてることばっかで
うまく脳みそが受け入れてくれない。

でも、その現実離れしてる中での現実的なこと、
いや現実離れしているからこそ知ることができる現実的なことを感じることができて
それが気持ちよくてたまらん。

たくさん人物が登場するがもう誰が誰だかわからねぇ。

下巻のコリョとホテルで戦うところなんか心臓ばくばくで興奮しまくりだった。
人の死体なんて葬式だけしか見たことないのになんであんなに興奮するんだろ。

いわゆる社会ってやつに溶け込めないやつらの
非人間的なあの人間臭さがたまらん。

この作品を仕上げるのにどんだけ調査が必要なんだ・・・

ん~他にもいろいろあるが、
なんか、気持ちよかった
ありがとう。

読むべし。


あ、俺なにげに村上龍の作品読むの初めてだな。
なんか他も読んでみよ。

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グランド・フィナーレ / 阿部 和重

グランド・フィナーレ
グランド・フィナーレ

第132回芥川賞受賞作品
対岸の彼女と同様に芥川賞の作品なわけだが。


まず読んだほとんど人が思うんだろう。

あれ、終わり!?

俺もそう思った。

ほかの短編小説が関係あるのかと思って、
最後まで読んだが、結局なんもなかった。

ん~グランドフィナーレか・・・
正直何が言いたいのかよくわからんかった。

すごい読みやすくて、がんがんのめり込まれていって、
あっという間に読んでしまったんだが、
終わり方はなんとも言えん感じだ。


ロリコン

俺思うんだが、
小説とかってなにかと性的なものが絡んでくるのが多いよな。
今回はまさにロリコンってやつなんだが。

・・・
ん~わからん!

時間があるときにもう一回読み返してみたい。

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対岸の彼女 / 角田光代

読みました。

対岸の彼女
対岸の彼女


第132回直木賞受賞作。

俺の親父がホントに本を読むのが好きで
○○賞は絶対に買ってくる。

そんな影響もあってか俺も社会人になってから読むようになった。


さて「対岸の彼女」だが。

読みやすくてあっという間に読んでしまった。

人間関係、いや女性関係を描いたとでもいうのか。

正直人間関係でそこまで悩んだことのない男の自分にとっては
なかなか理解できない部分も多々あった。

ん~なんだろ、この胸でもやもやしたものは。
なにか寂しい感じ。

俺は心から信頼できる友人がたくさんいるからなぁ。


女性、特に人間関係とかに敏感なひとにはお勧めです。

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老人と海 / ヘミングウェイ

老人と海
老人と海

老人と超巨大マグロとの戦い。

まぁこの作品はヘミングウェイっつうことでアメリカの作品である。
俺読んで思ったんだけど、
外国の作品ってもちろんそこの言葉で描かれているわけで、
でも日本での作品は日本語ってのに誰か別の第三者が翻訳するわけで、
なんか違うんじゃねぇかなって思った。

まだあんま本とか読んだことないからなんともいえないが
微妙な言葉使いとかがその作品を築くと思うから、

特に言語なんて表現の仕方とかがまったく違うと思うから
翻訳なんてしちゃったらまったく別のものになってしまうんじゃないかと。

本来なら英語のまま読むべきだよなぁ、なんて
でも英語読めるはずもなく。


さて、内容なんだが。
この作品なんか知ってたな。昔に読んだのかな。

この作品の醍醐味はもちろん
老人とマグロとの戦いなんだと思う。
「負けたほうが死ぬ」
そんな老人とマグロの心情がすごいよく描けていると思う。

最初はいまいちだったんだが
老人とマグロの戦いに見事に引き込まれてしまった。


最後、老人が勝ったマグロがすべてサメに食べられてしまう。

老人は命を懸けて戦い、勝った。
そして、今度はそれを守るために戦った。
しかしそこには何も残らなかった。

これは何を意味するのだろう。
自然への無力?
さんざん考えたが、まだ人生経験の浅い俺にはわからなかった。

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錦繍 / 宮本輝

錦繍
錦繍

書簡体。
つまりこの作品はある二人の手紙のやりとりのみである。
昔夫婦だった二人が離婚後、10年ぶりに出会うところから始まる。

おもしろくて一気に読んでしまったのだが、
印象に残ってるのは、「人間の業(ごう)」という部分。

「業(ごう)」を辞書で調べたらこうあった。

身体・言語・心による人間の働き・行為。
行為は必ずその結果をもたらし,
また現在の事態は必ずそれを生む行為を過去に持っているとする思想。

二人とも不幸になった原因をすべて過去のせいにし、
「俺といると不幸になる。」「不幸が始まった。」と言っていたが、
段々と <いま> というものを生きはじめる様がおもしろかった。

また別の作品を読んでみたい。

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きらきらひかる / 江國香織

きらきらひかる
きらきらひかる

ホモとアル中
そんな二人の結婚生活を描いた作品

この人の作品を読むのは2回目で前に
号泣する準備はできていたを読んだことがあった。
それは短編集でなんかいまいちだったけど、
このきらきらひかるはおもしろかった。

まぁホモとアル中ってのがすごいんだが、
さらにホモの恋人も加えた3人の
すごい純粋な気持ちに、ただただ感動してしまった。
純粋がゆえにいろんな問題がおこってしまうんだけどね。

笑子が
「どうしてこのままじゃいけないのかしら。
 このままでこんなに自然なのに」

って言ったののがすごい心に残ってる。

こんなに自然なのに。
って傍からみたら全然自然じゃないのに
これ読んでるとものすごい自然な恋愛に思えてくるのが不思議だ。

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西の魔女が死んだ / 梨木香歩

西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ

すごい読みやすくて短いからあっという間に読んでしまった。
登校拒否の少女が魔女修行(?)を行う話。

いちばん大切なのは、意志の力。
自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力

これが魔女修行のひとつであり一番なこと。
別に魔女ではなくても誰でもできるし、
それでいて極少数の人しかできないことだね。

ちなみにこれ一番最後を電車の中で読んでたんだが、
あぶなく涙流すところだった。( ;∀;)
なにかあの場面はすごい感動した。

あと、おばぁちゃんの「アイ・ノウ」はなんかすごい想像できるね。

なんかすごいピュアな心になれた小説でした。

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塩狩峠 / 三浦綾子

塩狩峠
塩狩峠

久々に小説というものを買いまくった。
新潮文庫での読者アンケートベスト10みたいのがあったんで、
とりあえず全部読んで見ようかなと。

まず塩狩峠

おもしろい!
小説ってこんなおもしろいんだと俺を興奮させてくれた。

ある人の一生を描いた作品なんだが、
最後の結末もすごいんだが、少年時代から働くあたりまでが俺好きだ。

俺の両親が宗教家ってのもあってすごい共感できるとこもあったが、
なにより心情がすごい描かれているところ(?)がすげぇと。
「性」っていうのと「死」ってのに悩む心情を文章にしてるところとかね。

あとやっぱ主人公のまっすぐで正直な心はすごい俺を感動させてくれた。
いろいろな場面でね。

まぁまたしばらくしたら是非とも読んでみたいですね。

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経済ってそういうことだったのか会議

経済ってそういうことだったのか会議
経済ってそういうことだったのか会議

これかなり昔にブックオフで買ったんだけど、
全然読んでなくて、本棚に眠ってた。

んで最近本屋言ったら文庫化されてて・・・
そういやこれ家あったな、って読み始めたんだけど。

あっというまに読んでしまった!

すごい読みやすかったな。
対話形式だからか、視点もとても読者に近い感じで。

あともっと「経済学」ってガチガチな感じなのかと思ったら、
すごい身近な話題を多く取り入れてるので
すごい親しみやすく読めた。

佐藤雅彦さんも感動してたことなんだけど、
経済学の語源は「共同体のあり方」なんだね。

経済学って言うといまいちお金がらみで
汚いようなイメージがあるかもしれないが

みんながどうしたら幸せに生きていけるか

って考える学問なんだね。

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